ムラは負け組

今日は今世紀最高と思しきミュージカル、少年陰陽師<歌絵巻>を見てきた。
まず、会場に行く際、乗っていた丸ノ内線茗荷谷で止まりタクシーに乗らなければならないというアクシデントに見舞われた。お陰で会場に行くだけで何故か1000円以上かかった。これはミュージカルが糞だった場合会場に糞尿を撒き散らして抗議せざるを得ないということである。
しかし、そんなことは全く杞憂だった。ミュージカルは最高だった。大勢いる出演者の中でもっくんが一番声量・歌唱力があるというのは一体どういうことなのだろう。次に良かったのは彰子。男どもは皆何を言っているかよく聞き取れなかった。というか音響が悪いのかもしれないが、男どもは本当にごにょごにょと何を言っているか分らない。ここは2回言って強調せずにはいられない。あと昌浩のマイクが肌に触れて激しいノイズを発生させているのは何とかすべきである。俺は一緒に来ている人を見やった。寝ていた。また初日のせいなのか練習不足なのか判らないが皆何度台詞を間違えれば気が済むのだろう。決め台詞を噛むのは余りにも残念すぎる。残念を通り越して笑ってしまった。
まあ、しかしそんなことはどうでもいい話だ。終盤に彰子が歌う場面はとても良かった。これからもがんばってほしい。もっくんも全篇通してとてもかわいらしかった。もっくんは素晴らしかった。もうみんなでもっくんの足を引っ張っているとしか思えなかった。もっくん役の服部杏奈はきっと良い役者になるに違いない。
今日はとても良いミュージカルを見られて、大変有意義な一日だった。夜はNの家へ。