スーパー歴史タイム

今日は台北市内を観光する日。まずは長期の改修を終えた国立故宮博物院へ。やはりここのメインは教科書か資料集で一度は目にする肉形石と翠玉白菜である。肉形石は角煮を模した石で大変美味そうだった。腹減った。他に多宝格なんかも見てて面白かった。
ミュージアムショップで肉形石のストラップみたいなのがあるかなーと思ったけど全く無かった。博物院的には白菜の方を推しているらしく、白菜のはストラップから白菜型ハガキ、Tシャツにマグカップと定番なものは全てあった。それどころか白菜を可愛らしいイラストでキャラクター化して売ってるくらいだった。俺は肉を諦めて白菜キャラのマグカップとストラップをお買い上げした。翠玉白菜には葉の部分にキリギリスとイナゴがのっていて、それと白菜の3人(?)のキャラクター合わせて白菜家族というらしい。ちなみにマグカップとストラップはメイドインジャパンだった。イナゴちゃんのぬいぐるみが可愛かったから買いたかったなー。荷物になるのが明らかなのでやめたけど、次はスーツケースにそれ用のスペースを空けて。
お次は中正紀念堂。ここは去年の5月に台湾民主紀念館に改名されたと思ったら僅か1ヵ月後の6月に立法院で否決されてまた中正紀念堂に戻されたけどもう工事をしてしまったので戻すのがめんどくさいのか現在も建物の入口には臺灣民主紀念館と書かれているという状況にあって、どっちやねんと。とりあえず俺はハゲ寺と呼ぶことにした。広場の大中至正門も大中至正の文字が撤去されて自由広場の文字に変えられてた。名物だった衛兵の交代式は5月の時に中止されてしまったのでもう見られない。残念だー。今建物内では泛緑連盟の活動の様子と思われるパネル展示と白色テロの犠牲者名の展示が行われている。犠牲者名簿に両脇を固められ、泛緑連盟の活動を柔和な笑みを湛えながら見つめる巨大な蒋介石の像…皮肉を通り越して笑えた。